
日本ハムの3年目右腕・鈴木健矢投手(24)が、11日の西武戦(札幌D)でプロ初先発する。これまで45試合全て中継ぎ登板。社会人・JX―ENEOS(現ENEOS)時代の18年以来、4年ぶりのスターターに「やれることは変わらない。後先は考えず一人一人投げてイニングを稼ぎたい」と意気込んだ。
新庄ビッグボスの勧めで2月に横手投げから下手投げに転向。6月からはさらなる助言で場面に応じてサイドスローも織り交ぜ、同26日にプロ初勝利を手にした。7月15日の2軍降格時に先発調整を伝えられ、約1か月、長いイニングを見据えてブルペンで球数を増やすなど準備を進めてきた。再昇格した5日のオリックス戦(京セラD)は中継ぎで2回無失点。試合後に加藤投手コーチから「木曜日先発」と告げられた。
同じ下手投げの西武・与座を参考にする右腕は「逆に西武打線はアンダースローを見たことがないと思う。それをうまく使いたい」と攻略イメージを描いた。プロ入り後の最長は2イニングだが「クイックを交ぜたり横から投げたり、いろいろなことをして抑えていきたい」と気合十分。強力獅子打線に、変則右腕が立ち向かう。