
絶対エースの山本が、今年も獅子奮迅の働きでチームを連覇に導いた。15勝、防御率1・68、勝率7割5分、205奪三振、2完封で史上初の2年連続「投手5冠」を獲得した。
この日は登板がなく、ベンチ裏で応援。「1年の中で一番、精神的にしんどい一日になりました。(ベンチ裏でソフトバンク戦と)どちらも見ていて、すごく忙しい一日でした」と冗談めかして優勝を喜んだ。
「シーズンを通していい数字を残せたのが、すごくうれしい」。昨年は18勝、防御率1・39、勝率7割8分3厘、206奪三振、4完封、パMVP、沢村賞、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞、最優秀バッテリーの9冠に輝いた。今季は2年連続2度目の開幕投手を務め、チームに12年ぶりの開幕戦勝利をもたらすと、6月18日の西武戦(ベルーナD)でノーヒットノーランを達成。7月下旬から6連勝するなど2年続けて驚異の数字を残したが「抑えている試合でも何とかごまかし、ごまかしで抑えられたり、捕手のリードで抑えられたりという試合が多くあった」と慢心は一切ない。
目指すのは誰も寄せつけない圧倒的な存在だ。「もっといい数字を出せたんじゃないかと思うところもあるし、1年通して1番で終われたのはすごいいいこと。喜びと、ちょっと悔しさと。そんな感じです」。2年連続のMVPも濃厚。次はCS、そして昨年、涙をのんだ日本シリーズを制す。