7月17日、楽天生命パーク宮城で楽天イーグルスと埼玉西武の第3回戦が18時から行われる。16日の同カードは7投手の継投でつないだ楽天が7対4で勝利を収めた。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→2勝0敗
埼玉西武→0勝2敗

【楽天イーグルス】則本昂大投手 4試合3勝0敗 27.2回 24奪三振、防御率0.98
【埼玉西武】ニール投手 4試合1勝0敗 24.1回 15奪三振、防御率4.44

　楽天の先発は則本昂大投手。前回登板した10日の福岡ソフトバンク戦では、白星には恵まれなかったものの、7回5安打1失点とエースらしい好投を披露。リーグトップの防御率0.98とシーズン序盤からフル回転でチームをけん引している。この試合でも力強い直球で埼玉西武打線を封じ込めたい。打線では辰己涼介選手に期待。今季ここまで打撃での目立った活躍は少なかったが、16日の試合では貴重な1号2ランを放っている。この一発を機に調子をあげ、勝負を決める一打を放ちたい。

　対する埼玉西武はニール投手は先発マウンドに上がる。開幕戦以降は勝ち星から遠ざかっており、前回登板した10日の千葉ロッテ戦では、6回6安打6失点と不本意な投球内容となった。昨季12勝を挙げた実力は確か。この試合では好投を見せたい。打線では中村剛也選手に注目。16日の試合では史上73人目の通算300二塁打を達成し、マルチ安打をマークした。持ち前のフルスイングから放たれる一発に期待したい。

文・後藤万結子