昨季の本塁打王と二人の若武者。印象に残る「快音」を響かせた、3本塁打をピックアップ

2022.2.4(金) 15:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

高々と響き渡る「快音」は、いわば完璧なバッティングの証明でもある

 野球の華であるホームランは、その大半が打者にとっては完璧に近い当たりを意味する。そうした本塁打の中には、打球の上がり方などによって「打った瞬間それとわかる」ものも多く存在する。それらの本塁打をあらためて映像で振り返ってみると、インパクト時に目の覚めるような「快音」が残っていることが多い。
 ホームランは野球の華。そう形容される事実が示す通り、完璧な一打は見る者の胸がすくような快感を覚えさせることすらある。視覚的な面で言えば、打球の速度・角度、打者のフォロースルーやリアクションといったものが、本塁打の醍醐味の具体例といえる。だが、視覚だけでなく、聴覚の分野においても、本塁打の興奮を増幅させる要素は存在している。
 今回は、前回の記事に引き続き、「快音」というテーマに焦点を当てた動画「【ASMR】睡眠用パ・リーグ強打者たちの本塁打音「心地よい、響き」Presented by nishikawa」の第2弾を紹介。特に印象に残った3本のアーチをピックアップしていきたい。

昨季の本塁打王の意地が詰まった、文字通りの強烈な一撃

 まずは、7月6日に東北楽天の浅村栄斗選手が放った本塁打を...

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