台湾初のポスティング利用、30日間の交渉期間に突入
ポスティングシステムを利用して海外球団への移籍を目指していた台湾プロ野球、ラミゴ・モンキーズの王柏融外野手。台湾の“大王”と呼ばれる25歳外野手の交渉権を北海道日本ハムが獲得したと、ラミゴが球団公式サイトで発表した。
2016年、2017年と2年連続で打率4割超えを果たした王は、昨季は3冠王にも輝いた若きスーパースター。海外移籍を目指し、台湾球界初のポスティングをされていたが、この度、北海道日本ハムが交渉権を獲得した。台湾メディア「アップルデイリー」によれば、阪神、東北楽天、巨人、埼玉西武などが獲得に動いた模様で、北海道日本ハムの入札についてラミゴの劉GMは「これが第1段階。選手が交渉した後に、契約を発表したい」と話し、ポスティング金額や入札に参加した球団数など詳細は明かさなかったという。
王は2015年から4シーズンで通算378試合に出場し、86本塁打、319打点、打率.386の成績を残していた。今後、北海道日本ハムとどんな交渉が行われるのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)
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