
◆日本生命セ・パ交流戦 2026 日本ハム4―2DeNA(10日・エスコンフィールド)
送球間に陥れた二塁ベース付近で、日本ハム・水谷瞬外野手(25)は大きく跳び上がり喜びを爆発させた。同点で迎えた7回1死二、三塁。中川虎の甘く入ったフォークを捉え三遊間を破った。決勝の左前2点適時打。「気持ち的に今日は打てるなと思っていた。お立ち台に立つような気がしてた」と胸を張った。
5回には“確信歩き”で復活ののろしを上げた。左手首骨折から9日に復帰。1点を追う5回2死走者なし、DeNA先発・石田裕のカーブを捉える同点の左中間2号ソロ。打った瞬間、ゆっくり歩き始める会心の一撃を「(カーブを)狙ってました。確信しちゃいました(笑)。完全に格好つけてますね」と笑った。
交流戦男の面目躍如だ。24年には交流戦最高打率4割3分8厘をマークしてブレイク。昨季も不振での2軍落ちから交流戦で1軍に復帰すると、打率3割、3本塁打5打点と結果を残した。新庄監督にも「水谷くんは交流戦男だから」と待望されていた男が、復帰2戦目で起用に応える活躍。「交流戦というより、時期。ここからの時期上がってくるイメージがある」とさらなる爆発を予告した。
チームは24年8月以来、約2年ぶりの6連勝。同一シーズンでの交流戦6連勝は、11年以来15年ぶりの快進撃。新庄監督は「点を先に取っていけば、勝ち癖は今ついてるんで、勝てる雰囲気にはなってる」とうなずいた。パ・リーグ優位の交流戦で上位との差は詰まらないが、勢いを持続し食らいついていく。(山口 泰史)