初回に先制点を失うと、3回、5回にも2点ずつ失う
■広島 – 福岡ソフトバンク(28日・マツダスタジアム)
福岡ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が5回5失点でマウンドを降りた。28日、敵地マツダスタジアムでの広島との日本シリーズ第2戦。第1戦は総力戦の末に、延長12回引き分けに終わって迎えた、この試合。先発マウンドに上がった右腕だったが、苦しいピッチングとなった。
初回、先頭の田中を左前への二塁打で出塁させた。打ち取った当たりだったが、左翼に入ったデスパイネのダッシュが間に合わず、不運な安打に。2死三塁から鈴木の当たりは遊撃への高いバウンドでのゴロとなり、これが適時内野安打となって先制点を奪われた。
3回には田中の右前安打と、川島のエラーで無死二、三塁とされ、丸の犠飛と松山の適時打で2点を加えられた。さらに5回には菊池、丸、鈴木と広島の中軸に3連打を食らって、さらに2点を追加された。
6回表の攻撃で打順が巡ってくると、代打・西田を送られて降板。最速157キロをマークし、7個の三振を奪ったものの、5回8安打5失点(自責点は3)に終わり「調子は良く、ボール自体は悪くなかったと思うが、ランナーを出してから粘ることができなかった。チームに流れを持ってくることができず申し訳ない」とコメントした。
(Full-Count編集部)
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