10月21日、メットライフドームで行われている埼玉西武と福岡ソフトバンクの「パーソル CS パ」ファイナルステージ第5戦は、福岡ソフトバンクが6対5で逃げ切り勝ち。今ステージを4勝2敗で勝ち抜き、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。
ファーストステージで北海道日本ハムを破った福岡ソフトバンクは、リーグ優勝を果たした埼玉西武の本拠地・メットライフドームに乗り込むと、ファイナルステージ初戦、16安打10得点で相手を圧倒。すぐさま、アドバンテージを含んだ1勝1敗の五分に持ち込む。
2戦目は反対に、埼玉西武の打線が爆発。福岡ソフトバンクの先発・ミランダ投手を打ち崩すと、初戦のお返しかのように11安打13得点で勝利し、2勝1敗とリードした。しかし3戦目は、再び福岡ソフトバンク打線が16安打15得点と大暴れ。一方的な試合展開で、再び2勝2敗の五分とする。
勝てばどちらのチームにとっても日本シリーズに王手がかかる4戦目は、3戦目の勢いのまま福岡ソフトバンクが先制すると、自慢の投手リレーで埼玉西武打線を2得点に抑え込み、3勝2敗。そして勝てば日本シリーズ進出が決定する5戦目は、幾度も1点差まで詰め寄られながら1度もリードを許すことなく、埼玉西武打線に福岡ソフトバンクが打ち勝った。
ペナントレース2位から、リーグ王者の埼玉西武を破って、日本シリーズ進出を決めた福岡ソフトバンク。シリーズMVPには、29打数10安打2本塁打9打点、打率.345の成績を残した柳田選手が選出された。27日からの日本シリーズではセ・リーグ覇者の広島と対決する。今季の交流戦の対戦成績は2勝1敗。自慢の投手陣と破壊力抜群の打線で、2年連続日本一を目指す。
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