埼玉西武打線11安打13得点の大爆発! 栗山巧CS最多タイ6打点、鷹はミランダ炎上で2回KO

Full-Count 福谷佑介

2018.10.18(木) 21:30

初回に先制3ランを放った埼玉西武・栗山巧※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
初回に先制3ランを放った埼玉西武・栗山巧※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

福岡ソフトバンクは投手陣が計10四死球与えて崩壊

■埼玉西武 13-5 福岡ソフトバンク(18日・メットライフ)

 埼玉西武が11安打13得点で大勝し、日本シリーズ進出に一歩前進した。「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージは18日、埼玉西武の本拠地メットライフドームで第2戦が行われた。17日の第1戦で大敗していたリーグ王者の埼玉西武だったが、この日は打線が大爆発。3回までに大量8点を奪うと、その後もリードを広げて押し切った。

 レギュラーシーズンで792得点を奪った自慢の打線が火を噴いた。初回2死一、二塁のチャンスで栗山が右翼スタンドへの先制3ラン。同点とされた直後の2回には2死一、二塁から源田が右前へ適時打を放って勝ち越しに成功。さらに浅村が左翼スタンドへの3ランを放ち、2回までに大量7得点を奪った。

 3回には源田が2イニング連続となる適時打を放ってリードを拡大。6回には1死満塁で栗山が一塁強襲の適時内野安打、7回には秋山と栗山が適時打を放って4点を加えダメ押した。栗山は3安打6打点と大活躍。チーム全体も2桁11安打をマークして13得点。前日は2桁失点で敗戦したが、ものの見事にやり返した。

 先発の多和田は5点を失ったものの、6回まで投げ抜いてリードを守ると、7回以降はリリーフ陣が踏ん張り逃げ切った。これで1勝のアドバンテージを含めて2勝1敗となり、再び白星を先行させた。

 福岡ソフトバンクは中4日で先発したミランダが大乱調。初回に栗山の3ランで先制されると、2回にも大量4点を失い、2回6安打7失点でノックアウトされた。打線は3点ビハインドの2回に高田の適時内野安打、甲斐の適時打などで同点に。再びビハインドを背負った3回にも3連続四球で満塁とし、中村晃が2点適時二塁打を放ったが、反撃もここまで。投手陣が計10個の四死球を与えて失点を重ね、痛い2敗目を喫した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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