埼玉西武初戦落とし、辻発彦監督「これで落ち着くでしょ」 菊池雄星は血マメで降板

Full-Count 福谷佑介

2018.10.17(水) 22:12

埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

辻監督は菊池の中4日先発の可能性に言及「不完全燃焼でしょ」

■福岡ソフトバンク 10-4 埼玉西武(17日・メットライフ)

 リーグ王者の埼玉西武が、初戦を落とした。17日、本拠地メットライフドームで「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージの初戦を戦い、福岡ソフトバンクに4-10で大敗。先発の菊池が5回6失点でノックアウトされて敗れ、試合後、辻発彦監督は「これで落ち着いてできるでしょう。これからですよ。あと3つ勝ったら勝ちでしょ」と淡々と語った。

 菊池は初回、柳田に適時打を浴びて先制点を献上。味方が逆転した直後の4回には3連続適時打を含む5安打で5点を失った。左手の指に血マメが出来た影響もあって、5回9安打6失点でKO。指揮官は「ちょっとおかしかった。血マメが出来て、スライダーが全然曲がらなかったな。あれ以上投げさせたら、次投げられなくなる」と語った。

 打線は1点ビハインドの3回に源田、浅村の連続適時打で一度は逆転。4回には栗山、6回には山川にソロ本塁打が飛び出したが、空砲に終わった。それでも、レギュラーシーズン最終戦から10日空いての試合だったこともあり、辻監督は「打つ方はそんなに気にしていない。調子もそんなに悪くない」と、ポジティブに捉えた。

 アドバンテージの1勝があり、これで1勝1敗のタイとされた。辻監督は「もちろんいかないといけないでしょ。そういうとことに持っていかないと。これじゃ不完全燃焼、燃えきってない。心配ではあるけれど」と、この日104球で降板した菊池を中4日で投入する可能性にも言及。まだ初戦を落としただけ。切り替えて、埼玉西武は第2戦で仕切り直しを図る。

記事提供:Full-Count

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