埼玉西武・菊池雄星5回6失点KO 天敵変わらず9安打、指にアクシデントも?

Full-Count 福谷佑介

2018.10.17(水) 19:59

福岡ソフトバンク戦に先発した埼玉西武・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
福岡ソフトバンク戦に先発した埼玉西武・菊池雄星※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

4回に3連続適時打で大量5失点、5回に土肥コーチとトレーナーがマウンドへ

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(17日・メットライフ)

 埼玉西武の菊池雄星投手が、5回でノックアウトされた。「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージは17日、埼玉西武の本拠地メットライフドームで第1戦が行われた。大事な初戦を託された左腕だったが、4回に3連続適時打などで大量5失点。9安打6失点で5回でKOとなった。

 初回2死からグラシアルに二塁打を浴びると、暴投と柳田の適時打でいきなり先制点を奪われた。3回に味方が逆転したが、その直後の4回に崩れた。4回2死一塁から西田に右前安打、甲斐に四球を与えて満塁とされた。ここで打席に迎えた川島に、2ボールからのスライダーを左前へ運ばれ、2点適時打で逆転を許した。

 さらに上林にも左中間への2点適時三塁打を許して2点を加えられると、グラシアルにも左前適時打。この回一挙5点を失った。菊池は5回も続投したが、5回先頭のデスパイネを打ち取った際に異変が。土肥投手コーチがトレーナーとともにマウンドへ駆けつける場面も。そのまま左腕は投げ続けたが、5回が終わったところで降板となった。

 菊池はプロ入りから対福岡ソフトバンク戦で1勝13敗。9月28日の本拠地での試合で初勝利をあげたものの、それまでは18試合で0勝13敗と大の苦手としていた。初勝利で苦手意識を払拭したかと思われたが、再び天敵につかまることになった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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