
8月30日、ベルーナドームにて埼玉西武・栗山巧選手の引退試合、そして引退セレモニーが行われた。「6番・指名打者」で先発出場した栗山選手は、8回裏の現役最終打席、泰勝利投手から二塁手の左を抜ける安打をマーク。有終の美を飾った。
試合後のセレモニーでは、栗山選手のこれまでを振り返る映像が映し出されると、後藤高志オーナー、岸孝之投手、炭谷銀仁朗選手、中村剛也選手、中島宏之さん、片岡保幸さん、そして野茂英雄さんから花束が贈呈された。
続いて、栗山選手があいさつを行った。以下、あいさつ全文。
「今日は私のために、このような盛大なセレモニーをしていただいてありがとうございます。楽天ファンの皆さんもありがとうございます。岸くん、ナイスボール。やっぱり良いピッチャーですね。打ちたかったけど打てなかったです。
2001年ドラフトで指名されて、今日まで25年間やってこれました。去年、『締めくくりのシーズン』にすると言って、色々協力してくださったPR1DEスタッフの皆さん。長かったようで短かったと思います。ファンと私をつなぐ活躍、ありがとうございました。ここ数年はなかなか一軍の戦力になれない、そういうところもありましたけど、僕が来てからはわりと勝ってると思います(笑)。
夏休みの終わりが僕の引退セレモニーということで、子どもたちにとっては思い出に残り、お父さんお母さんたちにとっては最後の最後まで大変だったという、そんな8月の終わりになったのではないでしょうか。
ライオンズファンのみなさん、苦しいときも、楽しいときも、支えてくださって本当にありがとうございました。色々とあたたかい言葉をかけていただき、熱い眼差しをむけられ、そのたびにここで一本打ちたいと執念を燃やしてきました。
寂しさはありますけど、今ここにいる選手たちが、この寂しさを吹き飛ばすくらい大活躍をして、日本シリーズに連れて行ってくれると思います。25年間、ライオンズの栗山であり続けました。今もこれからもライオンズの栗山です。25年間、本当にありがとうございました」
その後、場内を一周。レフトスタンド前では立ち止まり、ライオンズファンによる応援歌にじっと耳を傾けた。そして、マウンド付近でチームメイトらと集合写真を撮影し、3回宙に舞った後、球場全体からの大歓声に応えながらグラウンドを後にした。
