2試合連続で初回に先制タイムリー
■北海道日本ハム 5-4 千葉ロッテ(11日・札幌ドーム)
北海道日本ハムの中田翔内野手が11日、本拠地での千葉ロッテ戦で適時打を放って、レギュラーシーズン最終戦を終えた。
初回1死一、二塁で回ってきた第1打席、千葉ロッテ・有吉の直球を左前に運ぶ適時打で逆転の口火を切った。前日10日の千葉ロッテ戦でも初回に先制打を放っており、打撃の状態は上向きだ。
13日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの福岡ソフトバンク戦に向けて「ここから本番なので、気合いを入れて頑張りたい」と充実感たっぷりに言い切った。
チームは4日東北楽天戦の後に中5日空く変則日程だったが、3連勝締めとなった。「決して雰囲気は悪くない。気持ちを入れて頑張るだけ。あとはなるようになる。失敗を恐れることなく、ぶつかっていきたい」
人生で初めてキャプテンとして臨んだ今季は、打率.265、25本塁打、106打点の好成績でチームを引っ張った。集大成となるCSでも戦う姿勢を見せつけ、チームの先頭に立つ。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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