台湾・統一からポスティング申請し、日本ハムとの契約に合意した古林睿煬（グーリン・ルェヤン）投手（２４）が２１日、エスコンフィールドを訪れ施設見学を行った。マウンドに立ち景色を確認するなど、新天地での活躍に思いをはせた。

　ベージュのコートを羽織り、妻ら関係者と共にエスコンの一塁側ベンチに姿を見せた古林は、真っ先にマウンドに向かった。大型ビジョンには「ＷＥＬＣＯＭＥ！　古林睿煬」の大文字が映し出される。球団関係者も交えて記念撮影を行うと、小村球団社長とがっちり握手を交わし報道陣の写真撮影に応じた。

　現在行われているプレミア１２の参加を辞退したこともあり、取材対応はなかったが、合意が発表された２０日には「ファイターズはいい選手がたくさん集まっているし、私が好きな選手もいます。一日も早く皆さんに会って、野球の話がしたいです。さらにレベルアップして、チームに貢献できるように頑張っていきます」とコメントしていた。

　今後は台湾に戻り、２６日に現地で入団会見を行う予定。小村社長は「台湾のスターから北海道のスターになってほしいと思います。大きく羽ばたいていただけると信じております」と大きな期待を寄せていた。

（山口　泰史）

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