ホークス高橋礼が白星逃すもお立ち台 大隣憲司「28」継承に「恥じない投球できた」

Full-Count 藤浦一都

2018.10.4(木) 08:49

お立ち台に上がった福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
お立ち台に上がった福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

自分の役割を認知「立て直さないといけない時に」

■福岡ソフトバンク 10-2 千葉ロッテ(3日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクのルーキー右腕・高橋礼投手が、3日の千葉ロッテ戦で4回を無失点に抑える好投を見せた。4回で降板してプロ初白星はならなかったものの、初のお立ち台を経験した。

 サブマリンルーキーが本拠地のマウンドで輝いた。プロ2度目の先発は4回を被安打1の無失点。無四球で、打者12人に対してカウントが3ボールになったのは1度だけという制球の良さも光った。4回には打球を左足に受けて一度ベンチ裏に下がったが、その後打者1人を打ち取ってイニングを終わらせたところで降板した。

 「初めから飛ばしていったので、4回くらいでちょうどいいかな」という高橋。背番号「28」の先輩でもある大隣憲司の引退登板だったが、「重い気持ちがあったので、それに恥じないピッチングができてよかった」と語った。

 今後は「先発が早く崩れたり、もう1回試合を立て直さないといけない時に使ってもらえる投手になりたい」という。工藤公康監督も「長いイニングもいけることを証明できた」とロングリリーフとしての役割に期待を寄せる。
 倉野信次投手統括コーチは「今はクライマックスシリーズをどういう戦力で戦うのかを見極めている段階」と語ったが、そのリストに加わるための最高のアピールになったことは間違いないだろう。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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