M3の埼玉西武、山川穂高46号3ランで3点先制 鷹千賀滉大ぼう然、今季4安打全て本塁打

Full-Count 福谷佑介

2018.9.28(金) 18:17

初回、いきなり先制46号3ランを放った埼玉西武・山川穂高※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
初回、いきなり先制46号3ランを放った埼玉西武・山川穂高※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

今季121打点とし浅村を抜いて打点トップ、2冠に

■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(28日・メットライフ)

 優勝へのマジックを3としている埼玉西武が、初回にいきなり3点を先制した。28日、本拠地メットライフドームでの福岡ソフトバンクとの直接対決第2ラウンド。初回1死一、二塁のチャンスで、4番の山川が左翼スタンドへと飛び込む2戦連発の46号3ランを放った。

 強烈な先制パンチだった。初回、いきなり山川が大仕事をやってのけた。先頭の秋山が左前安打で出塁し、浅村が四球で繋いで1死一、二塁。ここで打席に入った4番が、スタンドを埋めたライオンズファンを歓喜の渦に巻き込んだ。

 1ボールからの2球目。福岡ソフトバンク先発の千賀が投じた2球目、スライダーが甘く入ったところを完璧に捉えた。快音を残した打球は高々と舞い上がり、ファンが集まる左翼スタンドへ。2試合連発となる46号3ラン。埼玉西武が初回からいきなり3点を先制した。今季、千賀から放った4安打は全て本塁打。今季これで121打点となり、チームメートの浅村を抜いて打点王にも浮上し、独走する本塁打と2冠に立った。

 福岡ソフトバンク先発の千賀はプロ入り後、メットライフドームで10試合に投げて未勝利。今季も2試合に先発しながら、2試合ともに7失点でKOされており、3度目の先発でもいきなり初回から点を失うことになり、打球は左翼席に消えるのをぼう然と見送った。

記事提供:Full-Count

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