10月15日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は初回、四死球と失策で2死満塁のピンチを招いたが、後続をゴロに打ち取り無失点で切り抜ける。以降も毎回走者を出しながらも要所を締めた投球を披露。6回、7回は3者凡退に抑え、7回110球5安打3四死球7奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は7回裏、先頭の野村勇選手にソロ本塁打が生まれ、先制に成功。しかし直後の8回表、2番手の松本裕樹投手が1死からレイエス選手にソロ本塁打を許し、試合は振り出しに。9回表は杉山一樹投手が無失点でつなぎ、延長戦へ突入する。

　10回表は藤井皓哉投手がつなぎ、迎えた10回裏。四球と今宮健太選手の安打などで1死満塁の好機を演出する。ここで打席には山川穂高選手。初球をうまく捉えると、三塁手の頭を超える適時打となり、2対1でサヨナラ勝利を挙げた。柳町達選手、栗原選手、今宮選手が2安打の活躍を見せている。

　一方の北海道日本ハムは、先発の達孝太投手が6回93球6安打2四死球6奪三振無失点の好投。打線ではレイエス選手が3安打1打点、万波中正選手が2安打をマークするも、あと一歩及ばなかった。

　 １２３４５６７８９10　 計
日 ０００００００１００　 １
ソ ００００００１００１Ｘ ２

日 達孝太-田中正義-上原健太-齋藤友貴哉-●金村尚真-玉井大翔
ソ モイネロ-松本裕樹-杉山一樹-○藤井皓哉

文・薗田陽和

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