11月24日(日)、楽天イーグルスは「TOHOKU SMILE ACTION」の一環として、青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県で「ろっけんファンフェスタ」を開催。今回は、弓削隼人投手、山崎剛選手、安田悠馬選手、中島大輔選手、そしてスイッチくんが登場した山形県の様子をお届けします!
“花笠”を使った山形ならではの競技も!
第一部では、入場時に4色のリストバンドを配布して参加者をチーム分け。選手がそれぞれリーダーとなり、赤、青、緑、黄色の4チームでさまざまな競技を実施しました。
「花笠玉入れ」では、山形の伝統的なお祭り「花笠まつり」の笠を使用。選手が持つ花笠めがけて子供たちが玉を投げ入れます。計2セット実施し、最終的な玉の数を競いました。1セット目終了後、中島選手は「僕に当たってもいいので、いっぱい投げてください!」とやる気を見せると、弓削投手は「ベストパフォーマンスを!」と自らのチームの子どもたちを鼓舞しました。
こちらは選手が鬼となり、敵チームの子どもたちを捕まえる「おにごっこ」の様子。90秒×3セット行うこの競技、「容赦なく捕まえます」と自信満々だった中島選手でしたが、1セット目が残り10秒になったところで「うわ~!」と床に手を付き、疲労の色を隠しきれず……。2セット目が終わると、安田選手も「野球の練習よりきついです」と防寒着を脱ぎ、気合を入れ直しました。
借りファン競争ではお題に苦戦……
第二部の最初の競技は「借りファン競争」。選手が「入場時に配布されたリストバンドの色」、「人数」、「お題」が書かれた3つの箱からそれぞれ1枚ずつ紙を引き、お題に合ったファンを探します。「楽天モバイルの人」や「寒河江市から来た人」などさまざまなお題が出るなか、弓削投手は「自分と同じ名字の人」に大苦戦。お題の紙を引き直し、「今日来ていない選手のユニフォームを着ている人」をなんとか見つけ出しました。
選手にまつわる4択クイズが出題され、最後まで勝ち残った10名にサイン色紙がプレゼントされる「ウルトラクイズ」では、中島選手の出身地や弓削投手の愛猫の名前、安田選手の幼少期の将来の夢などが出題されました。山崎選手の趣味に関するクイズでは、「釣り/キャンプ/映画鑑賞/英会話」が選択肢に。多くの人が正解の「釣り」を選びましたが、山崎選手は特に海釣りが好きとのこと。釣った魚は自分でさばくのかを問われると、「魚は嫌いなので食べません!」とまさかの回答! 会場は笑いに包まれました。
「どうしたら背が伸びる?」193cmの弓削隼人が回答!
第二部の最後は、ファンの方からの質問コーナー。193cmと長身の弓削投手に「どうしたら弓削投手くらい背が伸びますか?」という質問が飛ぶと、「僕は毎日納豆を食べて、ここまで大きくなりました。1日3つくらい食べていました」と回答。「基本的に納豆を食べていれば、大きくなれます!」と身長を伸ばす秘訣を伝授しました。
中島選手には、レフトを守っているという野球少年から「野球がうまくなるにはどうしたらいいですか?」という質問が。「バッティングはバットをいっぱい振れば、うまくなります!守備はたくさん打球を捕って、感覚をつかんでください!」と丁寧なアドバイスを送りました。
両部ともに、最後は選手がハイタッチでファンのみなさんをお見送り。第一部、第二部それぞれ約300名のファンが参加しました。
「山形のファンの皆さんの前でプレーができるように」来季の山形開催試合へ意気込む
イベント終了後、選手、そしてスイッチくんにお話をうかがいました。開口一番「こんなにはしゃぐと思わなかったです……!」と振り返った中島選手でしたが、「たくさんの人に応援してもらえているんだなと感じたので、来シーズンも頑張れそうです」笑顔でコメント。弓削投手は、新型コロナウイルスの影響もあり、久々の東北各地でのイベントになったことについて「ここ2年でファンの方と触れ合える機会が増えた。あらためてファンの大切さを感じることができる貴重な機会でした」とうなずきました。スイッチくんも、たくさんのファンの方と交流できてとてもうれしかったことをジェスチャーで元気よく教えてくれました!
また、来年6月に山形市で開催される一軍公式戦に向けて、山崎選手は「今シーズンは山形(の試合)に行けなかったので、来シーズンは山形のファンの皆さんの前でプレーができるようにやっていきます」と力を込めると、安田選手は「ファンの方が一番見たいのは“勝利の瞬間”だと思うので、チーム一丸となって山形で勝利を飾りたいです!」と2018年以来の山形での勝利へ意気込みました。
取材・文 後藤万結子
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