10月24日に行われた2024年新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。北海道日本ハムの指名選手とプロフィールを紹介する。
支配下選手指名
1位:柴田獅子(しばた・れお)投手
所属:福岡大大濠高
投打:右投左打
身長・体重:186cm・85kg
◇スカウトコメント
「スター選手へと駆け上がっていきそうな夢が広がる天性の才能を秘めている。恵まれた体格、しなやかな腕の振りからストレートの最速は149キロ。福岡大大濠高校出身の先輩、オリックス・バファローズ山下投手二世とも言われる。打者としても抜群のセンスで高校通算19本塁打。見た目も含め、ドジャース大谷選手と姿を重ね合わせてしまうような魅惑の逸材だ」
2位:藤田琉生(ふじた・りゅうせい)投手
所属:東海大相模高
投打:左投左打
身長・体重:198cm・96kg
◇スカウトコメント
「高校生No.1の呼び声が高い超大型左腕。威圧感十分の身長198センチ、体重96キロの体格を生かした投球は圧巻だ。力強い腕の振りと、特長を存分に生かした角度ある140キロ台後半の直球が最大の魅力。変化球も含めて制球も良く、投手としての天賦の才を感じる大器といえる。プロ入り後は早い段階で先発ローテーションに割って入る可能性は十分にある」
3位:浅利太門(あさり・たもん)投手
所属:明治大
投打:右投右打
身長・体重:186cm・88kg
◇スカウトコメント
「186センチから投げ下ろす150キロ超の伸びのある直球が魅力の長身右腕。カットボールやチェンジアップなど変化球もキレがあり、三振を取る力が際立つ投手。大学時代は救援としての登板が多かったが、高いポテンシャルを持ち、リリーフはもちろん、先発投手としても能力を秘めている」
4位:清水大暉(しみず・だいき)投手
所属:前橋商高
投打:右投右打
身長・体重:192cm・95kg
◇スカウトコメント
「粗削りながらも、大型本格派右腕として期待の逸材だ。身長192センチ、体重95キロとみる者を魅了するような体格から、140キロ台後半の直球を操る。バランスの良いフォーム、しなやかで力強い腕の振り、角度のある軌道は天性のもの。プロ入り後に肉体、技術でステップアップできれば、驚異的な成長曲線を描く可能性がある」
5位:山縣秀(やまがた・しゅう)内野手
所属:早稲田大
投打:右投右打
身長・体重:176cm・80kg
◇スカウトコメント
「ショートの守備能力は世代屈指と言われ、堅実なプレーが持ち味。守備範囲の広さと正確なスローイングに加え、球際の強さも魅力。今春の東京六大学リーグでは打撃面でも3割を超える打率を残し、ベストナインに選ばれた。バントなど小技も優れる。10年以上の歴を持つピアノも特技の一つ」
6位:山城航太郎(やましろ・こうたろう)投手
所属:法政大
投打:右投右打
身長・体重:183cm・84kg
◇スカウトコメント
「角度のある最速154キロのストレートが魅力の右腕。キレのあるカットボールとのコンビネーションで打ち取るスタイルで、適性のある中継ぎとして即戦力との期待が高い。高校2年から投手に本格転向とキャリアは浅く、さらに進化する可能性を秘めている。ドラフト1位指名した柴田投手の高校の先輩にあたる」
育成選手指名
育成1位:川勝空人(かわかつ・そらと)投手
所属:生光学園高
投打:右投右打
身長・体重:180cm・88kg
◇スカウトコメント
「四国の怪物との異名を持つ、右の本格派のパワー型投手だ。身長180センチ、体重88キロの威風堂々の肉体から繰り出す直球は威力十分で、フォームも含めて埼玉西武ライオンズ平良投手を彷彿とさせる。2年時に最速153キロまで伸び、今年は故障に苦しんだが潜在能力は抜群。武田投手コーチの後輩にあたり、偉大な先輩を超える存在になってほしい」
育成2位:渋谷純希(しぶや・じゅんき)投手
所属:帯広農高
投打:左投左打
身長・体重:182cm・87kg
◇スカウトコメント
「北海道を代表する本格派の大型左腕で、堂々とした体躯からもプロでの成長を期待させる豊かな才能を持つ。公式戦と練習試合で1試合20三振以上を記録したこともある『ドクターK』で、140キロ台中盤のストレートで押すスタイルに魅力があふれる。高校での実戦経験は少ないが、秘めたポテンシャルを担当スカウトが高く評価した」
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