4月30日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対東北楽天5回戦は、11対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは1回裏、1死満塁から清水優心選手のゴロと濵田泰希選手の2点適時打で3点を先制する。さらに5回裏、山口アタル選手、有薗直輝選手、清水優選手、古川裕大選手の4連打で2点を追加。なおも2死1、3塁から、宮崎一樹選手と星野ひので選手の連続適時二塁打で、この回一挙5点を奪った。

　先発の細野晴希投手は、初回から2イニング連続で3者凡退とする立ち上がり。5回表に四球と安打で2死1、2塁から、遊撃手の失策により1点を失うも、安打を許したのは1本のみ。5.1回95球1安打3四死球8奪三振1失点（自責点0）で降板。代わった根本悠楓投手も無失点でつないだ。

　打線は6回裏にも上川畑選手、山口選手、有薗選手、清水優選手の連打で3点を追加する。7回表からは上原健太投手、藤田琉生投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、9回表はドラ1ルーキー・柴田獅子投手が締め、11対1で試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムは、ドラ2・藤田琉投手が公式戦初登板で1回を投げ2三振を含む3者凡退の好投。打線は山口選手、有薗選手が4安打1打点、清水優選手が2安打3打点をマークするなど、計17安打11得点で2連勝を飾った。

　敗れた東北楽天は、先発の王彦程投手が5回100球13安打2四球2奪三振8失点と試合をつくれず。打線も散発4安打と振るわなかった。なお、陽柏翔選手は2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００００１００００ １
日 ３０００５３００Ｘ 11

楽 ●王彦程-津留崎大成-柴田大地-弓削隼人
日 ○細野晴希-根本悠楓-上原健太-藤田琉生-柴田獅子

文・薗田陽和

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