10月17日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦は、7対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は、初回に連打で1点を先制される。しかし直後の1回裏、2死2塁から山川穂高選手の適時打で同点に追い付くと、続く近藤健介選手の1号2ランで勝ち越しに成功した。
2回表にモイネロ投手が犠飛で1点を失うが、2回裏に正木智也選手の二塁打などで1死3塁とすると、周東佑京選手の犠飛で取り返す。さらに5回裏、2死から山川選手に2号ソロが生まれ、点差は3点に広がった。
6回裏には、今宮健太選手、甲斐拓也選手の安打とダウンズ選手の四球で2死満塁の好機をつくると、柳田悠岐選手が押し出し四球を選ぶ。さらに7回裏、山川選手が2打席連続となる3号ソロを放ち、スコアは7対2となった。
モイネロ投手は3回以降、2イニング連続で3者凡退に抑える。5回表に2安打と1四球で2死満塁、6回表に連打で1死2、3塁のピンチを背負ったが、いずれも後続を打ち取り、6回100球8安打1四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。
7回からは杉山一樹投手、ヘルナンデス投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、最終9回表はオスナ投手が締め、試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、アドバンテージを含む3勝0敗となり、4年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。打線では、山川選手が3安打3打点、ダウンズ選手、今宮選手が2安打をマークしている。
一方敗れた北海道日本ハムは、先発の加藤貴之投手が1.2回28球4安打4失点と打ち込まれた。打線は清宮幸太郎選手、上川畑大悟選手。松本剛選手が2安打を放ったが、10安打2得点と反撃及ばず。後がなくなった。
123456789 計
日 110000000 2
ソ 31001110X 7
日 ●加藤貴之-生田目翼‐宮西尚生‐柳川大晟‐福島蓮
ソ ○モイネロ-杉山一樹‐ヘルナンデス-オスナ
文・西嶋葵
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