9月29日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第24回戦は、8対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は宮城大弥投手。初回2死1、3塁のピンチを切り抜けると、以降は4回まで二塁を踏ませない。5回裏に無死2、3塁、6回裏に2死満塁のピンチを背負ったが、いずれも後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。7回裏は3者凡退に抑え、7回115球7安打2四死球5奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は4回表、先頭・西川龍馬選手が二塁打で出塁し、続くセデーニョ選手の適時打で先制。なおも渡部遼人選手の二塁打で無死2、3塁の好機を演出すると、1死から茶野篤政選手の2点適時二塁打が生まれ、3点を奪った。
5回表には太田椋選手、森友哉選手の連打で無死1、3塁とすると、紅林弘太郎の犠飛で追加点を挙げる。さらにつながり1死満塁から、渡部選手、若月健矢選手の連続適時打と茶野選手の犠飛でこの回5得点を挙げ、スコアは8対0となった。
8回裏は井口和朋投手が無失点、9回裏は椋木蓮投手が犠飛で1点を失うも、大差は代わらず、8対1で試合は終了した。宮城大弥投手が6勝目。打線も茶野選手が2安打3打点、セデーニョ選手が3安打1打点など17安打8得点で快勝となった。
一方敗れた東北楽天は、先発・瀧中瞭太投手が4.1回94球11安打1四球1奪三振6失点と試合をつくれず。打線も8安打ながら1得点に終わった。なお、浅村栄斗選手が3安打をマークしている。
123456789 計
オ 000350000 8
楽 000000001 1
オ ○宮城大弥-井口和朋‐椋木蓮
楽 ●瀧中瞭太-津留崎大成‐ターリー‐宮森智志
文・西嶋葵
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