9月21日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第23回戦は、3対2で福岡ソフトバンクがサヨナラ勝利。北海道日本ハムがオリックスに敗れたため、優勝マジックは「2」となった。
福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は2回表、2四球と安打で2死満塁のピンチを招くと、村林一輝選手の適時打で先制を許す。5回表には、村林一輝選手に6号ソロを被弾したが、6回表はわずか4球で抑え、6回110球5安打5四球7奪三振2失点で降板した。
打線は6回まで3安打と相手先発・瀧中瞭太投手に苦戦。それでも2点ビハインドの7回裏、山川穂高選手の通算250本塁打となる32号ソロで1点を返す。救援陣は岩井俊介投手、杉山一樹投手、尾形崇斗投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。
すると、1点ビハインドの9回裏、先頭・今宮健太選手の安打と山川穂高選手の申告敬遠で1死1、2塁の好機を得る。続く中村晃選手が三振に倒れるも、2死から代打・柳町達選手が逆転のサヨナラ2点適時三塁打を放ち、3対2で試合終了。最終回の好機をものにした。
敗れた東北楽天は、瀧中投手が7回91球4安打2四球2奪三振1失点の好投も、則本昂大投手が1点リードを守り切れず。打線では、村林選手が一発含む2安打2打点と一人気を吐いた。
123456789 計
楽 010010000 2
ソ 000000002X 3
楽 瀧中瞭太-藤平尚真‐●則本昂大
ソ モイネロ-岩井俊介‐杉山一樹‐○尾形崇斗
文・西嶋葵
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