9月20日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦第20回戦は、7対3でオリックスが勝利した。

　オリックスの先発・鈴木博志投手は初回から2死1、3塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜けると、以降2イニングを完璧に抑える好投を披露。3回35球3安打無四死球1奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は4回裏、2四球で1死1、2塁とすると、堀柊那選手の適時二塁打で2点を先制。さらに2死3塁から元謙太選手が適時打を放ち、1点を追加する。

　しかし6回表、3番手・中田惟斗投手が1死満塁からディカーソン選手に適時二塁打を浴び、1点差に迫られたところで降板。1死2、3塁のピンチで後を受けた前佑囲斗投手も、石橋康太選手に適時打を許し、同点に追い付かれる。

　それでも直後の6回裏、宗佑磨選手が四球で出塁すると、茶野篤政選手、堀選手、横山聖哉選手、元選手、福田周平選手の5連打で一挙4点を奪い、勝ち越しに成功。続く7回表を本田仁海投手、8回表を井口和朋投手がそれぞれ無失点に抑えると、9回表は阿部翔太投手が3者凡退で締めて試合終了。堀選手が2安打2打点、元選手が2安打3打点を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ０００００３０００ ３
オ ０００３０４００Ｘ ７

中 ●大野雄大-田島慎二-石森大誠-砂田毅樹
オ 鈴木博志-寿賀弘都-中田惟斗-○前佑囲斗-本田仁海-井口和朋-阿部翔太

文・藤井美月

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