9月8日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第23回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンク打線は2回裏、1死から近藤健介選手、正木智也選手の連打で2、3塁の好機を演出。2死となって甲斐拓也選手がセンターへの適時二塁打を放ち、先制に成功する。

　先発の松本晴投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。3回には3者連続三振を奪うなど、落ち着いたマウンドさばきで4回まで得点を与えない。5回表に炭谷銀仁朗選手の適時三塁打で1点を失うが、リードは渡さず。6回表のマウンドに上がるも、安打と四球で2死1、2塁と走者を置いて降板し、ここは代わった岩井俊介投手が無失点に抑えた。

　7回表は大山凌投手、長谷川威展投手とつなぎ無失点。8回表は杉山一樹投手がピンチを背負いながらも無失点に抑える。すると打線は8回裏に四球などで1死1、3塁とし、近藤選手の犠飛で1点を追加。9回表はヘルナンデス投手が締め、福岡ソフトバンクが勝利した。

　連敗を4で止めた福岡ソフトバンクは、先発の松本晴投手が5.2回99球3安打2四死球8奪三振1失点で2勝目。打っては甲斐選手が先制打を含む2安打2打点の活躍を見せた。一方敗れた埼玉西武は、先発・武内夏暉投手が7回109球6安打2四死球6奪三振2失点の粘投も、打線の援護なく6敗目。佐藤龍世選手が2安打と気を吐いたが、ホームが遠かった。
　
　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００１００００ １
ソ ０２０００００１Ｘ ３

西 ●武内夏暉-ボー・タカハシ
ソ ○松本晴-岩井俊介-大山凌-長谷川威展-杉山一樹-Sヘルナンデス

文・谷島弘紀

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