9月6日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第21回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武先発・渡邉勇太朗投手は、4回まで毎回走者を背負ったが、要所を締める投球で得点は許さず。5回裏は3人で退ける好投を披露したが、6回裏直前にアクシデントでマウンドを降りた。それでも、急きょ登板した2番手・佐藤隼輔投手が3者凡退に抑える。

　打線は4回表、佐藤龍世選手の5号ソロで先制すると、1点リードの7回裏からは、平良海馬投手、甲斐野央投手が1イニングずつを無失点でつなぐ。1対0のまま迎えた最終9回裏は、アブレイユ投手が締めて試合終了。

　勝利した埼玉西武が本塁打での1点を守り切り、連敗を「2」でストップした。先発の渡邉投手が5回91球4安打4四球1奪三振無失点で3勝目を挙げると、打線は佐藤龍選手が一発含む2安打1打点、外崎修汰選手が3安打の活躍を見せている。

　一方敗れた福岡ソフトバンクは、初回から再三好機を演出するもあと一本が出ず。先発・有原航平投手は8回104球7安打1四球6奪三振1失点の好投を見せるも、一発に泣いた。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００１０００００ １
ソ ０００００００００ ０

西 ○渡邉勇太朗-佐藤隼輔-平良海馬-甲斐野央-Sアブレイユ
ソ ●有原航平-又吉克樹

文・藤井美月

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