9月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第24回戦は、10対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
打線は3回表、周東佑京選手の三塁打、栗原陵矢選手、山川穂高選手の連続四球などで2死満塁の好機をつくり、近藤健介選手の3点適時二塁打で先制。続く正木智也選手も適時打を放ち、この回4点を奪った。
5回表に近藤選手の19号ソロで1点を追加、7回表には近藤選手が二塁打で出塁すると、正木選手に5号2ランが生まれた。さらに甲斐拓也選手、牧原大成選手が連打で1死1、3塁とし、周東選手の適時打、栗原選手の2点適時打でスコアを10対0とする。
先発・石川柊太投手は3回まで毎回安打で走者を出すが、要所で三振を奪い、得点を与えない。6回裏に2安打で1死1、3塁のピンチを背負うが、ここも後続を打ち取り、6回104球6安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。
7回からは大山凌投手、松本晴投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。最終9回裏は田浦文丸投手が1死を奪うと、又吉克樹投手にスイッチ。又吉投手は2安打と四球で1死満塁のピンチを招き、適時内野安打と犠飛で2点を失ったが、大差は変わらず。10対2で試合は終了した。
勝利した福岡ソフトバンクは、石川投手が4勝目。打線では近藤選手が3安打4打点、正木選手が3安打3打点、周東選手が4安打1打点を記録するなど、15安打10得点で快勝となった。一方敗れた千葉ロッテは、先発・種市篤暉投手が3回80球4安打4四死球5奪三振4失点(自責点3)と乱調。打線は好機での一本が出ず、最終回まで得点を挙げられなかった。
123456789 計
ソ 004010500 10
ロ 000000002 2
ソ ○石川柊太-大山凌‐松本晴‐田浦文丸‐又吉克樹
ロ ●種市篤暉-東妻勇輔‐坂本光士郎‐菊地吏玖‐横山陸人
文・西嶋葵
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