8月31日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第19回戦は、2対1で埼玉西武が勝利した。
先発・今井達也投手は序盤から走者を背負う展開も、落ち着いた投球で相手打線を封じていく。一方の打線は2回裏に連打でチャンスを得たが、後続が倒れ無得点。その後は相手先発・バーヘイゲン投手の前に安打が出ず、試合は0対0のまま終盤を迎えた。
7回表、今井投手は連打で1、3塁のピンチを招くと、上川畑大悟選手のスクイズで先制点を与える。8回表にも得点圏に走者を置いたが、ここは源田壮亮選手の好守もあって切り抜けた。
打線は8回裏、先頭の外崎修汰選手が二塁打で出塁し、犠打で3塁へ。続く打者は凡退するも、代打で入った栗山巧選手が今季1号2ランを放ち、逆転に成功する。9回裏はアブレイユ投手が締め、2対1で試合終了。
埼玉西武は、先発の今井投手が8回115球5安打2四球5奪三振1失点で7勝目。ベテラン・栗山選手の一発で鮮やかに逆転勝利をつかみ取った。敗れた北海道日本ハムは、先発・バーヘイゲン投手が7回88球2安打1死球4奪三振無失点の好投。打線はスクイズで1点を先制するも追加点を得られず、継投も誤算だった。
123456789 計
日 000000100 1
西 00000002X 2
日 バーヘイゲン-生田目翼-●河野竜生
西 ○今井達也-Sアブレイユ
文・丹羽海凪
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