8月20日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと東北楽天のイースタン・リーグ公式戦第11回戦は、7対5で東北楽天がシーソーゲームを制した。

　東北楽天先発のポンセ投手は、1回裏に宮崎一樹選手の2号ソロで1点を失うと、2回裏には味方の失策から走者を背負い、適時二塁打で1失点を喫する。6回裏には阪口樂選手に10号2ラン、明瀬諒介選手に2号ソロを浴び、この回途中で降板。5.2回115球8安打3四球5奪三振5失点（自責点4）の内容だった。

　打線は1回表、入江大樹選手の適時打で1点を先制。1点を追う4回表には暴投の間に一時同点に追い付いた。2対5で迎えた7回表には、大河原翔選手、柳澤大空選手の連打で無死1、2塁とし、敵失と岡島豪郎選手の犠飛で2得点。なおも2死満塁と好機を広げ、2者連続押し出し死球で6対5と勝ち越しに成功した。

　9回表に辰見鴻之介選手の適時打で1点を加え、その裏は宮森智志投手が無失点で締めた。7対5で勝利した東北楽天打線では、入江選手、堀内選手が2安打1打点を記録している。

　一方の北海道日本ハムは、先発・達孝太投手が4.1回87球5安打4四球2奪三振2失点。2者連続弾などで一時は勝ち越したものの、救援陣がリードを守り切れなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 １００１００４０１ ７
日 １１０００３０００ ５

楽 ポンセ-櫻井周斗○伊藤茉央-ターリー-S宮森智志
日 達孝太-福田俊-●鍵谷陽平-矢澤宏太-齋藤友貴哉-中山晶量

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