8月17日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスとくふうハヤテ静岡のウエスタン・リーグ公式戦第21回戦は、12対6でオリックスが勝利した。

　オリックス先発の村西良太投手は3回表、2安打と四球で1死満塁のピンチを招き、倉本寿彦選手の2点適時打で逆転を許すと、続く深谷力選手にも適時打を浴びる。4回表には2死1、2塁から遊撃手の後逸で1点を失ったが、後続は打ち取り、4回77球9安打3四球1奪三振4失点（自責点3）で降板した。

　打線は1回裏、河野聡太選手の安打と盗塁で2死2塁とし、内藤鵬選手の適時二塁打で先制。2点を追う3回裏は、1死1、3塁の好機で頓宮裕真選手が適時打を放つと、1死満塁からトーマス選手の適時打で同点に追い付いた。その後小田裕也選手、茶野篤政選手、福永奨選手の押し出しの四死球でさらに3点を追加。

　4回裏は小田選手の適時打、元謙太選手の2点適時打、5回裏は太田椋選手、内藤選手の適時打、押し出し四球でそれぞれ3点を加え、スコアは12対4に。6回表に登板した阿部翔太投手は2点を失ったものの、7回から2イニングを中田惟斗投手、9回表を小野泰己投手がそれぞれ無失点に抑え、試合終了。

　投手陣が13安打6失点と精細を欠いたが、内藤選手、トーマス選手、元選手が2安打を放つなど、計13安打で12得点を挙げ、乱打戦を制した。また、山岡泰輔投手、阿部投手は今試合が復帰登板。山岡投手（6月22日以来）は1回12球1安打無四死球無失点、阿部投手（7月3日以来）は1回29球2安打1四球2失点という内容だった。
　
　 １２３４５６７８９ 計
ハ ００３１０２０００ ６
オ １０５３３０００Ｘ 12

ハ ●竹内奎人-モラ
オ 村西良太-山岡泰輔-阿部翔太-○中田惟斗-小野泰己

文・佐藤大暉

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