7月30日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第13回戦は、10対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、1死から周東佑京選手が四球で出塁すると、栗原陵矢選手も安打で続き、1死1、3塁の好機を得る。ここで山川穂高選手に2試合連発の17号3ランが飛び出し、幸先よく先制に成功。7回表には、栗原選手が9号2ラン、正木智也選手が適時二塁打を放ち、リードを6点とした。
援護を受けた先発のモイネロ投手は、初回に味方の失策で無死1塁も、後続を併殺と左飛に打ち取り、無失点で切り抜ける。以降は安定感のある投球で相手打線につけ入る隙を与えず、6回まで無安打投球を継続。7回裏には、死球などで2死2塁とし、浅村栄斗選手に適時打を浴びたがリードは譲らず、7回95球1安打1死球5奪三振1失点でマウンドを降りた。
打線は8回表、1死2、3塁から周東選手の適時打で2点を追加すると、山川選手に今試合2本目となる18号2ランが生まれ、4点を追加。9点リードの8回裏は、又吉克樹投手が1死2塁のピンチを招きながらも無失点でつなぐと、最終9回裏は杉山一樹投手が3者凡退で締めた。
10対1で勝利した福岡ソフトバンクは、モイネロ投手が今季7勝目をマーク。打線は、山川選手が3安打5打点、栗原陵矢選手が2安打2打点、牧原大成選手が4安打をマークするなど、計17安打10得点の猛攻で、連勝を「5」に伸ばした。
一方敗れた東北楽天は、先発・早川隆久投手が6.1回117球10安打2四球8奪三振6失点と崩れ、12試合連続QSはならず。打線はわずか2安打に封じられ、悔しい敗戦となった。
123456789 計
ソ 300000340 10
楽 000000100 1
ソ ○モイネロ-又吉克樹-杉山一樹
楽 ●早川隆久-弓削隼人-吉川雄大
文・後藤万結子
関連リンク
・試合詳細/動画
・【動画】山川穂高が2試合連発の17号3ラン
・【球宴】山川穂高が3ラン!
・鷹は前半戦最多のサヨナラ勝利を記録
記事提供: