7月27日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦第15回戦は、1対2でオリックスが敗れた。

　オリックス先発の才木海翔投手は毎回走者を出しながらも、要所を締める投球を披露し、3回38球3安打1四球2奪三振無失点の内容。しかし4回表に2番手・椋木蓮投手が石川昂弥選手に先制打を浴びると、5回表にも3番手・村西良太投手が1点を失う。2点ビハインドとなったが、6回以降は村西投手がしっかり抑え、打線の奮起を待った。

　一方の打線は、相手先発・大野雄大投手を前に7回までわずか2安打に抑えられるなど苦しい展開に。それでも9回裏、河野聡太選手の安打、代打・横山聖哉選手のフェンス直撃の二塁打で無死2、3塁と好機を演出し、続く来田涼斗選手の内野ゴロの間に1点を返す。しかし、なおも1死3塁であと一本が出ず、試合終了。

　敗れたオリックスは、村西投手が8回表、9回表を3者凡退に抑えるなど、5回59球3安打2四球1奪三振1失点の好リリーフ。しかし打線が4安打1得点にとどまり、3連敗となった。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ０００１１００００ ２
オ ００００００００１ １

中 ○大野雄大-近藤廉-S田島慎二
オ 才木海翔-●椋木蓮-村西良太

文・横山蒼

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