7月20日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第16回戦は、5対3で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は初回、鈴木将平投手の二塁打で1死2塁の好機をつくると、野村大樹選手の1号2ランで先制。2死から蛭間拓哉選手にも1号ソロが生まれ、この回3得点とした。ところが直後の2回表、先発・今井達也投手が柳町達選手に2号3ランを浴び、同点とされる。
今井投手は以降も6回まで毎イニング走者を出したが、要所で相手を打ち取り、得点を与えない。7回表は、2三振を含む3者凡退で抑え、7回115球5安打4四球8奪三振3失点でマウンドを降りた。
8回裏、連続死球と山村崇嘉選手の安打などで2死満塁の好機をつくると、外崎修汰選手の2点適時二塁打で勝ち越しに成功。最終9回表は、アブレイユ投手が2死1、2塁のピンチを招くも、後続を空振り三振で抑え、5対3で試合終了。鈴木選手、野村大選手、蛭間選手がいずれも2安打をマークしている。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大津亮介投手が7回95球7安打1四球3奪三振3失点。先制された直後に柳町選手の3ランで同点に追い付くも、2番手・ヘルナンデス投手がパ・リーグ球団に初めて失点を喫する誤算。打線も走者を出しながら、あと一本が出なかった。
123456789 計
ソ 030000000 3
西 30000002X 5
ソ 大津亮介-●ヘルナンデス
西 今井達也-○ボー・タカハシ‐Sアブレイユ
文・西嶋葵
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