7月19日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第15回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・C.スチュワート・ジュニア投手は初回、3者連続内野ゴロに仕留める立ち上がり。以降は4回裏、7回裏以外は走者を出すも、いずれも得点は与えず。5回裏には、2安打と四球で2死満塁のピンチを背負うも、無失点で切り抜け、7回97球3安打4四死球3奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
打線は3回まで1安打と相手先発・武内夏暉投手に苦戦。ところが4回表、栗原陵矢選手の二塁打で2死2塁の好機をつくり、正木智也選手の適時二塁打で先制に成功。牧原大成選手にも適時打が生まれ、この回2得点とした。
さらに7回表、正木選手の安打と牧原選手の犠打で1死2塁の好機を演出すると、甲斐拓也選手、今宮健太選手が適時打を放ち、リードを4点に広げる。8回裏を津森宥紀投手が無失点でつなぐと、最終9回裏は、藤井皓哉投手が締め、4対0で試合は終了。勝利した福岡ソフトバンクは、試合前時点で対戦防御率0.38と苦しんでいた武内夏暉投手から4得点を挙げ、カード初戦を制した。なお、正木選手が3安打1打点をマークしている。
一方敗れた埼玉西武は、先発・武内投手が7回105球7安打1四球8奪三振4失点。打線は満塁の好機を生かすことができず、無得点に終わった。
123456789 計
ソ 000200200 4
西 000000000 0
ソ ○C.スチュワート・ジュニア-津森宥紀‐藤井皓哉
西 ●武内夏暉-本田圭佑‐ヤン
文・西嶋葵
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