古謝樹が6回2安打無失点で2勝目 東北楽天が福岡ソフトバンクに連勝

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2024.7.6(土) 17:20

東北楽天ゴールデンイーグルス・古謝樹投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・古謝樹投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月6日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第11回戦は、4対0で東北楽天が勝利。連勝でカード勝ち越しを決めた。

 東北楽天の先発・古謝樹投手は初回、2者連続四球で1死1、2塁と先制のピンチを招くも、山川穂高選手、近藤健介選手を抑えて無失点で切り抜ける。以降も走者を背負いながらも要所を締め、6回89球2安打4四死球5奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。

 打線は3回まで、大津亮介投手に完璧に抑え込まれていたが、4回表、小深田大翔選手が三塁打で1死3塁の好機をつくると、辰己涼介選手の適時打で先制に成功。5回表には、中島大輔選手が二塁打で出塁し、続く黒川史陽選手に1号2ランが生まれた。さらに6回表、2死1、2塁から黒川選手が適時打を放ち、リードを4点に広げる。

 7回以降は、渡辺翔太投手、鈴木翔天投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、9回裏は藤平尚真投手が3者凡退で抑え、4対0で試合終了。勝利した東北楽天は、古謝樹投手が約1カ月ぶりの2勝目。打線は、黒川選手が今季初本塁打を含む2安打3打点、中島選手はプロ初複数安打と盗塁を記録した。

 一方の福岡ソフトバンクは、先発・大津亮介投手が6回114球7安打3四死球6奪三振4失点。打線は再三好機をつくりながらも決定打に欠け、3連敗を喫した。なお、海野隆司選手が2安打をマークしている。

  123456789 計
楽 000121000 4
ソ 000000000 0

楽 ○古謝樹-渡辺翔太‐鈴木翔天‐藤平尚真
ソ ●大津亮介-又吉克樹‐澤柳亮太郎‐長谷川威展

文・西嶋葵

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