6月13日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと中日の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、9対4で北海道日本ハムが勝利。カード勝ち越しを決めた。
北海道日本ハムの先発・福島蓮投手は初回、高橋周平選手に1号ソロを被弾し先制される。1対2で迎えた3回表には、無死満塁から板山祐太郎選手に2点適時打を浴びたが、4回表を無失点に抑え、4回75球6安打1四球2奪三振3失点で降板した。
一方の打線は初回、清宮幸太郎選手、水谷瞬選手、マルティネス選手の3連打で2得点も、以降は5回まで相手先発・梅津晃大投手の前に得点を奪えず。
5回表には、2番手・田中瑛斗投手がカリステ選手に5号ソロを浴び、リードを3点に広げられる。それでも6回表は3番手・山本拓実投手が無失点に抑えると、直後の6回裏、無死1、2塁の好機から、水谷選手の2点適時三塁打、マルティネス選手の犠飛で一挙3点を奪い、逆転に成功した。
1点リードの7回表、マーフィー投手が安打と2四球などで2死満塁とされたところで降板するも、後を受けた河野竜生投手が後続を3球三振に仕留め、火消しに成功。7回裏には、郡司裕也選手の適時打、マルティネス選手の2点適時二塁打で3点を追加し、スコアを8対4とした。
さらに8回裏には、上川畑大悟選手の犠飛で1点を奪うと、8回表は杉浦稔大投手が無失点でつなぐ。9対4で迎えた最終9回表は、田中正義投手が3者凡退で試合を締めた。勝利した北海道日本ハムは、古巣相手に1イニング無失点の好投を披露した山本投手が今季初勝利をマーク。打線はマルティネス選手が2安打4打点、水谷選手が2安打3打点をマークするなど、計11安打9得点とつながりを見せた。
123456789 計
中 102010000 4
日 20000331X 9
中 梅津晃大-●藤嶋健人-橋本侑樹-勝野昌慶-岩嵜翔
日 福島蓮‐田中瑛斗‐○山本拓実‐マーフィー‐河野竜生‐杉浦稔大‐田中正義
文・井口縁
関連リンク
・試合詳細/動画
・山本拓実が古巣相手に1イニング無失点の好投を披露!
・北海道日本ハムOB・今浪隆博さんがプロ野球にまつわる素朴な疑問に回答
・「しゃけまる」とセ・リーグ3球団マスコットのコラボグッズ登場
記事提供: