小郷裕哉が9回2死から起死回生の逆転2ラン! 東北楽天がカード勝ち越しを決める

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2024.6.5(水) 21:18

東北楽天ゴールデンイーグルス・小郷裕哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・小郷裕哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月5日、甲子園で行われた阪神と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、3対2で東北楽天が逆転勝利を収め、カード勝ち越しを決めた。

 東北楽天の先発・内星龍投手は3回裏、2者連続三振を奪うも、続く中野拓夢選手の安打で2死1塁とし、前川右京選手の適時打で1点の先制を許す。さらに5回裏、1死満塁から森下翔太選手に適時打を浴び、6回92球8安打2四死球3奪三振2失点(自責点1)でマウンドを降りた。

 内投手の好投に応えたい打線だったが、相手先発・大竹耕太郎投手の前に再三走者を出しながらも決定打に欠け、得点につながらない。5回表には、太田光選手と小郷裕哉選手の安打などで2死1、2塁の好機を得るも、後続が倒れ、2点ビハインドで試合は終盤へ。

 7回裏はターリー投手が3者凡退に抑えると、直後の8回表、辰己涼介選手の二塁打などで1死3塁とし、ゴロの間に1点を奪取。8回裏は渡辺翔太投手が無失点でつなぎ、最終回の反撃に望みをかける。

 1対2で迎えた9回表、小深田選手の安打などで2死2塁と一打同点の好機を演出。ここで、小郷選手に3号2ランが生まれ、土壇場で逆転に成功する。1点リードとなった最終9回裏は、則本昂大投手が得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑え、3対2で試合終了。

 勝利した東北楽天は、先発・内投手が6回2失点(自責点1)と粘りを見せ、後を受けた中継ぎ陣も無失点でつなぎ、勝利を呼び込んだ。打線は中盤まで好機を生かしきれず、苦しい展開が続いたが、終盤に鮮やかな逆転劇を見せた。なお、辰己涼介選手が3安打、小深田選手が2安打を記録している。

  123456789 計
楽 000000012 3
神 001010000 2

楽 内星龍-ターリー-○渡辺翔太-S則本昂大
神 大竹耕太郎-石井大智-島本浩也-漆原大晟-桐敷拓馬-●岩崎優

文・後藤万結子

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