5月29日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAと東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、4対0で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発・内星龍投手は初回、四球で先頭を出すも、後続を併殺に打ち取り無失点。2回以降は安定した投球で、スコアボードに「0」を並べる。5回裏には連打で1死1、2塁のピンチを背負うも、戸柱恭孝選手を併殺に仕留め、5回66球3安打1四球2奪三振無失点で降板した。

　一方の打線は5回表、太田光選手の1号ソロで先制に成功する。6回表には安打と死球などで1死2、3塁とし、浅村栄斗選手の犠飛で1点を追加。なおも四球で2死1、3塁好機を演出し、渡邊佳明選手の適時打で3対0とした。7回表にも、小郷裕哉選手の適時三塁打で得点を挙げ、4対0と点差を広げる。

　リリーフ陣は6回から鈴木翔天投手投手、酒居知史投手、宋家豪投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に。9回裏は則本昂大投手が登板し、無失点で試合を締めた。勝利した東北楽天は、投手陣が完封リレーで相手打線を退け、内投手が2勝目をマーク。打っては太田選手が本塁打を含む2安打1打点、小郷選手が3安打1打点と打線をけん引した。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００００１２１００ ４
デ ０００００００００ ０

楽 ○内星龍-鈴木翔天-酒居知史-宋家豪-則本昂大
デ ●ジャクソン‐坂本裕哉‐中川虎大-上茶谷大河-佐々木千隼

文・谷島弘紀

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