5月14日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第6回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利。

　北海道日本ハムは2回裏、石井一成選手の安打や四球などで2死1、2塁とすると、伏見寅威選手の適時打で先制に成功。続く3回裏には、マルティネス選手の適時三塁打で追加点を挙げると、2死3塁から暴投の間に走者が生還し、リードを3点に広げる。

　序盤から援護を受けた先発・山崎福也投手は、初回を3者凡退に抑えると、続く2回表、3回表は走者を許しながらも要所を締める投球を披露。4回表、村田怜音選手の適時打で1点を献上するも、後続は断つと、以降も安定した投球で埼玉西武打線につけ入る隙を与えない。

　2点リードの8回裏には、松本剛選手の安打などで1死3塁とすると、敵失策の間に1点を追加。4対1で迎えた最終9回表も山崎投手がマウンドに上がると、危なげない投球で締めて試合終了。

　勝利した北海道日本ハムの先発・山崎投手は、9回137球8安打7奪三振1四球1失点の力投で、今季2度目となる完投を達成した。打線は、松本選手、石井選手が2安打をマークしている。一方敗れた埼玉西武は、先発・高橋光成投手が6回103球6安打3奪三振3四死球3失点。羽田慎之介投手がプロ初登板を果たし、1回18球1安打1失点（自責点0）を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００１０００００ １
日 ０１２００００１Ｘ ４

西 ●高橋光成-増田達至-羽田慎之介
日 ○山崎福也

文・伊藤愛華

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