4月21日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第6回戦は、5対0で北海道日本ハムが勝利した。

　3回まで無安打に終わっていた北海道日本ハム打線。4回裏1死から松本剛選手が安打で出塁すると、万波中正選手が3号2ラン、マルティネス選手が3号ソロを放ち、3点を先制する。その後も勢いは止まらず、安打と四球で1死1、2塁とし、田宮裕涼選手の適時打で1点を追加。さらに2死1、3塁から中島卓也選手の適時打で5点目を挙げた。

　先発の加藤貴之投手は、走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。7回表には1死から連打で2、3塁のピンチを背負ったが、後続を凡打に打ち取って無失点に抑えるなど、9回121球9安打1四球5奪三振無失点で自身5度目の完封勝利を挙げ、今季初勝利を手にした。

　北海道日本ハムは引き分けを挟んで4連勝。20日の北山亘基投手に続き、2試合連続で先発投手が完封勝利をマークした。

　敗れた千葉ロッテは、先発の種市篤暉投手が3回まで無安打の快投も、4回裏につかまり、4回72球6安打2四球1奪三振5失点で降板。打線は9安打を放ちながらも無得点に終わった。　

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００００００００ ０
日 ０００５００００Ｘ ５

ロ ●種市篤暉-中村稔弥-鈴木昭汰-二保旭
日 ○加藤貴之

文・根本葵

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