4月9日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第2回戦は、8対3でオリックスが勝利した。

　オリックスは初回、小田裕也選手、山足達也選手の連打で無死1、3塁から、廣岡大志選手の犠飛で先制。しかし2回裏、先発の村西良太投手が牧原巧汰選手に2点適時三塁打を浴び、逆転を許す。

　1点を追う打線は4回表、1死1塁から野口智哉選手の二塁打に敵失策が絡んで同点に追い付くと、山中尭之選手の2号2ランで勝ち越しに成功。さらに6回表、無死2塁から野口選手の適時三塁打と暴投で2点を追加する。援護をもらった村西投手は、走者を背負いながらも、粘りの投球を披露。6回8安打1四球5奪三振3失点（自責点2）でマウンドを降りた。

　8回表にも池田陵真選手の適時三塁打、堀柊那選手の適時打で2得点を挙げ、スコアは8対3に。5点差に突き放す。7回以降は、比嘉幹貴投手、権田琉成投手、入山海斗投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑え、試合終了。10安打8得点でオリックスが勝利した。

　一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大山凌投手が6回93球6安打無四死球7奪三振6失点（自責点4）の内容。打線は、牧原巧汰選手の2安打2打点、井上朋也選手、廣瀬隆太選手の2安打を含む2桁安打を記録したが、好機を生かせず3得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １００３０２０２０ ８
ソ ０２００１００００ ３

オ ○村西良太-比嘉幹貴-権田琉成-入山海斗
ソ ●大山凌-佐藤宏樹-中村亮太

文・横山蒼

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