4月6日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第2回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利した。
前半戦は両先発の好投により、締まった試合展開となる。福岡ソフトバンク打線は得点ならずも、先発・モイネロ投手は5回まで毎回三振を奪う投球。6回裏には、2つの四球で2死1、2塁のピンチを招いたが、後続を打ち取り、6回98球無安打3四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。
すると7回表、1死から近藤健介選手が両チーム通じての初安打を放つ。盗塁と四球などで1死1、3塁の好機を拡大し、川村友斗選手の犠飛で先制。7回裏に2点を奪われ逆転されるも、8回表には柳田悠岐選手の1号2ランが生まれ、再び試合をひっくり返した。
9回表、1死3塁から川村選手にプロ初安打となる適時打が飛び出すと、さらに代打・中村晃選手が適時打を放ち、2点を追加。9回裏はオスナ投手が2失点したものの、同点は許さず、5対4で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは、川村友斗選手がプロ初安打と初打点をマーク。近藤選手が2安打、柳田選手が今季初アーチを記録した。一方敗れた東北楽天は、先発・荘司康誠投手が7回98球1安打3四球8奪三振1失点と好投したが、中継ぎ陣が4失点と粘れなかった。
123456789 計
ソ 000000122 5
楽 000000202 4
ソ モイネロ-○藤井皓哉-松本裕樹-Sオスナ
楽 荘司康誠-●ターリー-渡辺翔太
文・佐藤大暉
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