3月31日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第3回戦は、4対3で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・内星龍投手は3回表、2死1、2塁からコルデロ選手の適時打で1点を先制されると、続く外崎修汰選手の適時打に味方の失策が重なりさらに2点を失う。しかし裏の攻撃で再び同点となると、以降は相手を1安打に抑え、6回78球4安打1四球5奪三振3失点(自責点2)の内容でマウンドを降りた。
打線は3回裏、先頭の村林一輝選手、茂木栄五郎選手、小深田大翔選手の3連打で1点を返す。なおも2死満塁として阿部寿樹選手が2点適時打を放ち、同点に追い付いた。
その後は勝ち越しできずも、7回から酒居知史投手、ターリー投手、則本昂大投手がそれぞれ1イニング無失点でつなぎ、試合は延長戦に突入。10回表は宋家豪投手、11回表は渡辺翔太投手がそれぞれピンチをつくったが、無失点に抑えた。
11回裏、先頭の石原彪選手の四球を皮切りに、1死1、3塁の好機を演出する。ここで小深田大翔選手がライトへのフライを上げ、代走で出ていた3塁走者・辰見鴻之介選手がタッチアップ。これがサヨナラの犠飛となり、4対3で東北楽天が今季初勝利を果たした。
敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が5回5安打3四球1奪三振3失点。救援陣も10回まで無失点リレーも、プロ初登板のルーキー・糸川亮太投手が勝ち越し点を許し、ほろ苦デビューとなった。打線では、コルデロ選手に2試合連続の適時打、外崎修汰選手が3安打を記録している。
1234567891011 計
西 00300000000 3
楽 00300000001X4
西 松本航-増田達至-佐藤隼輔-本田圭佑-アブレイユ-水上由伸-●糸川亮太
楽 内星龍-酒居知史-ターリー-則本昂大-宋家豪-○渡辺翔太
文・佐藤大暉
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