3月29日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第1回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回表、1死から今宮健太選手が三塁打を放ち、続く柳田悠岐選手の犠飛で先制に成功。同点で迎えた7回表には、先頭・山川穂高選手の1号ソロで勝ち越すと、さらに1死1、2塁の好機で甲斐拓也選手の適時打で追加点を挙げ、スコアは3対1に。
先発の有原航平投手は1回裏に1点を失ったが、2回から5イニングは2塁を踏ませない圧巻の投球を披露。7回裏に2死から1、3塁のピンチを招いたところで降板した。後を受けた松本裕樹投手は、西川龍馬選手から三振を奪い火消しに成功。8回裏は藤井皓哉投手が無失点でつなぐと、9回裏はオスナ投手が3者凡退に抑え、3対1で試合は終了した。
勝利した福岡ソフトバンクは、有原投手が6.2回104球7安打2四死球4奪三振1失点の好投。打線も7安打で3得点を挙げ、小久保裕紀監督の初陣を勝利で飾り、2017年から8年連続の開幕戦勝利を記録した。
敗れたオリックスは、先発の宮城大弥投手が6.1回102球6安打1四球9奪三振3失点と粘投。リリーフ陣は無失点でつないだが、打線が7安打1得点とつながりを欠いた。
123456789 計
ソ 100000200 3
オ 100000000 1
ソ ○有原航平-松本裕樹-藤井皓哉-Sオスナ
オ ●宮城大弥-吉田輝星-山崎颯一郎-山田修義
文・丹羽里歩子
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