二度同点に追いつかれるも、接戦をモノにした
■北海道日本ハム 7-5 福岡ソフトバンク(22日・札幌ドーム)
北海道日本ハムが、福岡ソフトバンク戦7連勝を飾った。22日、本拠地・札幌ドームでの一戦。4点のリードを奪いながら、一度は同点とされたが、7回に近藤が勝ち越しの適時を放った。対福岡ソフトバンクは3カード連続で全勝、5カード連続で勝ち越しとなり、この日18時試合開始の試合で埼玉西武が敗れると、北海道日本ハムが首位浮上となる。
2回にレアードが18号ソロを放って先制した北海道日本ハム。5回には西川の適時二塁打、さらに中田の2点適時二塁打が出て3点を追加した。先発の高梨が6回に柳田に23号3ラン、7回には松田に18号ソロを浴びて同点に追いつかれたが、7回裏に打線が福岡ソフトバンクのリリーフ陣を攻略した。
福岡ソフトバンク3番手のモイネロから中島卓、西川が連打で出塁し、松本が送りバントを決めて1死二、三塁に。ここで近藤が、4番手の嘉弥真から中前適時打を放って勝ち越しに成功。
その裏に再び柳田の適時打で同点とされたが、8回に再度勝ち越し。1死満塁で中島卓の二ゴロを二塁・牧原が弾く間に代走・岡が決勝点のホームを踏んだ。さらに松本が中前適時打を放ち、トドメを刺す7点目を奪った。
福岡ソフトバンクは4連敗でBクラスに再転落。6回に柳田の3ラン、7回に松田のソロで、8回には柳田の適時打と二度同点に追いついたものの、リリーフ陣が踏ん張ることが出来ず。
7回にモイネロがピンチを招き、嘉弥真が勝ち越しの適時打を浴び、8回には加治屋がつかまり再び勝ち越された。北海道日本ハムに屈辱の7連敗。41勝41敗の5割となり、貯金が無くなった。
21日時点で3位タイのオリックスとゲーム差なしで5位の千葉ロッテが直接対決を戦うため、ソフトバンクが4位以下に転落することとなる。
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