10月10日にパーソル パ・リーグ公式戦全日程が終了し、今季の個人タイトルが確定した。
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【最優秀防御率投手賞】
山本由伸投手(オリックス)防御率1.21 3年連続4度目
【勝率第一位投手賞】
山本由伸投手(オリックス)勝率.727 3年連続3度目
【最多勝利投手賞】
山本由伸投手(オリックス)16勝 3年連続3度目
【最多奪三振投手賞】
山本由伸投手(オリックス)169奪三振 4年連続4度目
パ・リーグ歴代2位の防御率1.21を記録するなど、山本由伸投手が前人未到の3年連続投手4冠を成し遂げた。「続けて活躍するのはとても難しいことだと思うので、それができて自分の成長を感じています」とコメント。
9月9日の千葉ロッテ戦では、1940年・1941年の亀田忠投手以来82年ぶりとなる2年連続でのノーヒットノーランを達成。「運良く達成できたものではありますけど、良いボールが多かったと思います」と同試合の内容を振り返った。
強力な投手陣のなかでもひときわ存在感を放ち、チームの3連覇の大きな原動力に。ポストシーズンに向けて「とにかく勝って日本一になれるようにがんばりたい」と意気込んだ右腕は、大一番でも圧倒的な投球を見せてくれるだろう。
【最多セーブ投手賞】
松井裕樹投手(東北楽天)39セーブ 2年連続3度目
松井裕樹投手が自己最多の39セーブを挙げ、最多セーブ投手賞に輝いた。「2年連続で獲れたのはうれしいですし、それ以上に、家族や支えてくれた人が喜んでくれたことがうれしいです。特にブルペンのメンバーに助けてもらって獲れたタイトルだと思うのでみんなに感謝したいです」と、周囲への感謝を口にした。
今季は4月5日にNPB史上9人目の通算200セーブを史上最年少で達成し、9月19日にはパ・リーグ史上2人目となる同一球場100セーブを挙げた。そして、10月7日にNPB史上106人目の通算500試合登板に到達。27歳11カ月での達成は、ドラフト制後最年少となった。
【最優秀中継ぎ投手賞】
ペルドモ投手(千葉ロッテ)42HP 初受賞
最優秀中継ぎ投手賞はペルドモ投手が獲得した。来日1年目からセットアッパーとして起用され、しびれる試合終盤で安定感抜群の投球を披露。前半戦終了時点で29HPをマークし、監督選抜でマイナビオールスターゲーム2023にも出場した。最終的に53試合に登板し、防御率2.13、球団記録に並ぶ41ホールドを記録した。
関連リンク
・2023年パ・リーグタイトル獲得者一覧【打撃部門】
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・史上4人目の日米通算250セーブ到達。平野佳寿の凄みにデータで迫る
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