オリックス戦の4回、西から5階席中段への20号2ランを放つ
見ているファンを最も熱狂させる野球の華、ホームラン。現在のプロ野球界でも屈指のアーチストである福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、規格外の超特大のホームランを放った。
驚愕の一発が飛び出したのは8日、敵地の京セラドームで行われたオリックス戦。福岡ソフトバンクが1点を先制した3回だった。中村晃の犠飛で1点を奪い、なおも2死一塁。ここで打席に入った柳田は、西が投じた1ボールからの2球目を逃さなかった。
真ん中付近に入ってきた、甘くなったストレートを逃さなかった。“らしさ”満載のフルスイングで捉えた打球は、打った瞬間に本塁打と分かる一打。打った本人も“確信歩き”で打球の行方を眺めていたほどの完璧な当たりだった。
ぐんぐんと飛距離を伸ばした打球は、広い京セラドームの5階席、それもスタンド中段まで届く超特大弾に。20号2ランで、2年連続で20本塁打に到達した柳田。規格外のパワーは知られたところだが、やはりこの男の破壊力は“半端ない”の一言にも相応しいだろう。
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