9月26日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第18回戦は、14対1で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発は藤井聖投手。初回を3人で片付けると、3回までを1安打に抑える好投を披露する。打線は3回裏、2死3塁から西川遥輝選手の適時打で先制に成功。さらに、平良竜哉選手の二塁打などで満塁まで好機を広げたが、和田恋選手が打ち取られ大量点とはならなかった。

　藤井聖投手は4回表、1死3塁から二ゴロで1点を失い、同点とされる。しかし4回裏、正隨優弥選手に勝ち越しの7号ソロが飛び出すと、5回裏には黒川史陽選手の犠飛などで2点を追加。リードを3点に広げた。

　6回裏にも、1死2塁とチャンスメイクした東北楽天。正隨選手の適時打から打線がつながり、最終的には打者13人で9安打、9得点を挙げるビッグイニングに。勢いづいた打線は止まらず、7回裏にも1点を加えた。

　2番手として6回からマウンドに上がっていた早川隆久投手は、大量援護にも支えられてテンポの良い投球を見せる。4イニングを1安打に封じる好投で最後まで投げ切り、14対1で試合終了。

　東北楽天は、藤井投手が5回2安打1四球7奪三振1失点で6勝目。2番手・早川投手と併せて相手打線をわずか3安打に抑え込んだ。千葉ロッテは、先発の菊地吏玖投手が5回4失点。2番手・田中楓基投手も相手打線につかまり、大量失点での敗戦となった。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００１０００００ １
楽 ００１１２９１０Ｘ 14

ロ ●菊地吏玖-田中楓基-古谷拓郎-土居豪人
楽 ○藤井聖-S早川隆久

文・吉村穂乃香

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