9月22日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第30回戦は、1対1の引き分け。

　福岡ソフトバンクの先発・ガンケル投手は、走者を出しながらも2つの併殺を奪い、3回まで無失点。4回表に1死1、2塁から遊ゴロで3つ目の併殺を狙うが、二塁手の送球が逸れ1点を先制される。それでもガンケル投手は動じることなく、6回8安打無四死球4奪三振1失点（自責点0）にまとめた。

　打線は6回までに吉田賢吾選手が2本の長打を含む3安打を放つなどしてチャンスをつくるが、得点を挙げられず。それでも8回裏、先頭の生海選手がバットを折りながら安打で出塁し、さらに守備の隙を見て2塁へ。その後2死3塁から、代打・渡邉陸選手の適時打で試合を振り出しに戻す。

　9回表は尾形崇斗投手が3者凡退。しかし、9回裏は相手の好守に阻まれ走者を出せず、試合終了となった。投手陣は10安打を許しながらも、要所を締めて1失点にとどめ、打線も終盤に得点を挙げて引き分けに持ち込んだ。

　 １２３４５６７８９ 計
神 ０００１０００００ １
ソ ０００００００１０ １

神 門別啓人-二保旭-岩田将貴-小林慶祐
ソ ガンケル-嘉弥真新也-ヘルナンデス-尾形崇斗

文・武澤潤

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