声援に押されて「あの打席は打てる気がしました」オリックス優勝記者会見 山本由伸、杉本裕太郎、森友哉、頓宮裕真一問一答

パ・リーグ インサイト

2023.9.20(水) 23:35

オリックス・バファローズ・山本由伸投手、杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・山本由伸投手、杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 パーソル パ・リーグ3連覇を成し遂げたオリックス・バファローズ。優勝の興奮冷めやらぬなか、中嶋聡監督、山本由伸投手、選手会長の杉本裕太郎選手、森友哉選手、頓宮裕真選手が優勝記者会見に登壇した。以下、選手たちの一問一答。

山本由伸投手

ーー今の気持ちは
ゲーム差はありましたけど、緊迫した試合が続いていたのですごく嬉しい気持ちと、ほっとした気持ちです。

ーー優勝の瞬間は誰に水をかけたのか
森さんと(山崎)颯一郎にかけました。うれしかったです。

ーー今季について
いい登板もあれば負けてしまう試合もあったので、いいところも悪いところもたくさん出た。

ーー「いいところ、悪いところ」とは
全試合勝てるわけではない。負けた試合も何試合かありますし、もっともっとこれから最後までしっかり腕を振りたいです。

ーー2年連続のノーヒットノーランについて
運もよく達成できたかなと思います。

ーー今季はフォームを変更。シーズン序盤に迷いや葛藤は?
迷いはなかったですけど、迷惑をかけた部分もあるのでチームが優勝できてよかったです。

ーーポストシーズンに向けて
勢いに乗ってクライマックス(パーソル CS パ)、日本シリーズと勝ち抜いて、もう一度監督を胴上げできるように頑張りたいです。

森友哉選手

ーーバファローズでの優勝はいかがでしょうか
気持ちいいです。

ーーライオンズでの優勝との違いは
うれしさは一緒ですね。ちょっと違う感覚なんですけど、両方ともうれしいです。

ーー優勝の瞬間、山崎颯一郎投手に抱きついていた
抱きつこうって決めていた。思いっきり跳ぼうと思って。

ーー今季の自身の活躍を振り返ると
満足いく結果ではなかったんですけど、移籍して1年目でチームに貢献することができたというのはよかったのかな。

ーー勝負強さが際立っていた
毎打席集中はするんですけど、得点圏とかチャンスというのはより集中して絶対決めてやるという気持ちは常に持ちながら打席に立っています。

ーーチームは今季、吉田正尚選手が抜けて迎えたが
自分ひとりで穴を埋められるわけがないと思っていたので、全員で正尚さんの穴を埋めようというふうに思ってやっていました。

ーー攻守でチームをひっぱった。両立は大変だったのでは
ワカ(若月健矢選手)と2人で引っ張っていけたのかなと思います。

ーーポストシーズンに向けて
まだあんまり考えていないです。とりあえずホッとしてます。

ーーライオンズ時代にCSで悔しい思いをした
2回とも日本シリーズに行けていないので、今回は勝って日本一になりたいです。

杉本裕太郎選手

ーー今の心境
個人的に苦しんだシーズンだったんですけど、最後まさか胴上げしてもらえるとは思わなくて。幸せすぎて「我が生涯に一片の悔いなし!」と思いました。

ーーチームメイトからの胴上げについて
宙に浮いている瞬間はすごい気持ちよかったです。

ーー京セラドーム大阪で勝って決めた
今日決めなかったら敵地での可能性もあったので、オリックスファンのたくさんいる京セラドームで決めたいってみんな思っていたのでよかったです。

ーー今季のバファローズの強さについて
やっぱみんな野球うまいな、と僕は思いました。

ーー自身は苦しいときもあったのでは
ケガもありましたし、不振で二軍に行ったりとかあったんですが、最後にいい形で終われてよかったです。

ーー今日も9球粘ってのタイムリー。あの場面は
負けていたんで1点取ろうという気持ちで必死に食らいついていきました。

ーー杉本選手が打つと場内の空気が一変する
(今日は)声援がすごい大きくて、普段打席で声援が大きいな、とか感じないが、あの打席はめちゃめちゃ大きい声が自分の耳に入ってきて。あんまり普段打てる気がしないですけど、あの打席はなぜか打てる気がしました。

ーー状態は上がっているのでは
中盤あたり全然ダメだったんでチームに迷惑をかけてしまった。後半はチームのためにと思って必死にやっていたのでよかったです。

ーー杉本選手は短期決戦に強い
どこがきても強い相手なので優勝したけど油断せずに一戦一戦、戦っていきたいです。

ーーファンへメッセージ
全然打てないときでも変わらず声援を送ってくださりありがとうございます。そのおかげで頑張ることができました。これからも「なにそつ」よろしくお願いします。

頓宮裕真選手

ーー3連覇を達成した
めちゃめちゃうれしいです。

ーー体調を含めて今の思いは
体調はよくなったんで、大阪で決めてくれたので本当にうれしかったです。

ーー自身の活躍について
自分のやることだけを一生懸命やろうと決めていた。それがいい方向にいって、いい結果が出たかな。

ーーきっかけは
特になくて、毎日同じ練習して、同じ意識でバッティング練習をしていたので、それが波がなく結果につながったと思います。

ーー打率は首位打者、長打も増えた
もともと率が残るようなバッティングをしていなかったので、率も残って長打も出て最高です。

ーー個人タイトルについて
ゴールデングラブですか? そうっすね、金のグラブをとりにいきたいです。首位打者? すみません、全然気づかなくて。1位ですか? うれしいですねえ(笑)

ーーポストシーズンに向けて
この勢いに乗ってクライマックス(パーソル CS パ)勝って、日本一を取りたいと思います。

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